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2017年4月13日木曜日

HOOSIER R7&A7にヒートサイクルサービスを施工いたしました


サーキットでの競技専用タイヤとして非常に人気のHOOSIER R7、A7ヒートサイクルサービスを施工いたしました。
ヒートサイクルサービスとは、お客様の元へ出荷前に、専用のホイールにタイヤを組みつけ、適切なタイヤ表面温度管理の下で専用の設備でタイヤに熱入れを施し、十分に休ませる事でタイヤのゴムの分子の再結合を促進します。


一度温度が上がったゴムの分子は、それが冷える過程で分子同士の結合がより強固なものになります。 

その結果、競技に使用される際は皮むきやタイヤのランニングインをする事なく、直ぐにタイムアタックに入れる事が大きなアドバンテージになります。

また、適切なヒートサイクルを施したタイヤは、未処理のタイヤと比べて磨耗寿命が1.5倍ほど長く、またタイヤライフ後半になっても性能の低下が非常に緩やかになり、最後までタイムの落ちが少なくなります。

ヒートサイクルを施したタイヤ表面は、一見して通常の新品タイヤとは異なり、熱が入って表面のゴムはねっとりとした手触りで如何にもグリップしそうな状態となっています。



ヒートサイクルサービスにつきましては、こちらのBlog記事に詳しくご紹介しておりますので、ご興味お有りの方は併せてご覧ください。

競技用タイヤ向けヒートサイクルサービス


ヒートサイクル処理済みのタイヤには、マーキングを施しております。

また、ヒートサイクルサービスは以下の銘柄に対応しております。
その他国産Sタイヤにつきましては、現時点では対応しておりませんのでご了承ください。
・HANKOOK Ventus Z214
・HOOSIER A7&R7,Radial wet H2O
・KUMHO Ecsta V700
・BFGoodrich g-Force R1&R1S
・TOYO Proxes RR,RA1,R888,R888R
・Michelin Pilot Sport Cup2,Cup+ 



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