6月8日に岡山国際サーキットで開催された、アルファロメオチャレンジ&ETCCにお邪魔してきました。
今回もサーキット入門教習のインストラクターとして。
また、お客様がそれぞれにレースクラスに参加されるということで、インストラクターの合間を縫って写真撮影も行いました。
この日は雲が広がったり晴れたりと、不安定な天候ながらイベントに影響するような雨は降らず過ごしやすい気候でした。
レースAクラス決勝
各所で接近したポジション争いを楽しませてくれたレースAクラス決勝は主にラジアルタイヤのクラス。
このレース枠ではチューニングの進んだ車はないものの、その分車の素性とドライバーのスキルが試されますね。
とてもクリーンで見応えのあるバトルを見る事が出来ました。
ルノーメガーヌRSのS様は、今回初のレース参戦に、TAKATA4点式シートベルト、HANSシステム含めて安全装備はしっかりと準備され、存分に楽しまれていました。
レースB,Cクラス決勝
続いて行われたレースB,Cクラスは、かなりチューニングの進んだ車輌や、スーパーカークラスも混走ということで、スピード差も大きく、その分見応えもあります。
このレースは珍しく接触やマシントラブルが続出するサバイバルレースとなりました。
九州から参戦のS様の147GTA。
先月仙台ハイランドでの東北戦を戦い、続いて岡山への参戦です。
弊社でご購入前にヒートサイクルを施したKUMHO V710は非常に好感触だったようで、決勝レースを楽しみにしていたのですが、残念ながらマシントラブルによりリタイヤとなってしまいました。
使いにくい、レース後半にタレてしまうという評価も耳にするKUMHO V710ですが、それはきちんとヒートサイクルが出来ていないことも関係しているかもしれません。
スリックタイヤのようなパターンのこの手のサーキット向けタイヤは、走行される前のタイヤの慣らし(ヒートサイクル)がタイヤパフォーマンスとライフに非常に大きく影響を及ぼします。
また、前回の開幕戦で見事な優勝を飾られ、今回は軽量ハイパワーなリチウムイオンバッテリー、ウォーリアーを搭載し万全の体制で挑まれたGTVのT様は、残念ながら朝のプラクティスでトラブルが出てしまいました。
トラブルを抱えながらも決勝レースに挑み、慎重なドライビングで無事完走されていました。
しっかりとトラブル箇所を修復されれば、次戦以降の活躍が非常に楽しみです。
アクシデントやトラブル等もありましたが、ご参加の皆さんそれぞれのスタンスで思う存分レースを楽しまれているのがとても印象的でした。
アルファロメオとロータスの息詰まる接近戦も非常に見応えのあるものでした。
また、今回もサーキット入門教習のインストラクターとして助手席に乗り、サーキット走行時に出されるフラッグへの対処、気を付けるべき点、ドライビングやライン取りについてレクチャーさせていただきました。
今回担当させて頂いたBMWにお乗りの方は、サーキット走行のご経験もあり、しっかりとしたスピード感覚を持たれていました。
基本的な走行は全く問題なく、このままタイムアタッククラスに出られても十分速いくらいのドライビングでしたので、ついついタイムアップに向けたライン取りやドライビングについてもお話させてもらいました。
非常に好評なこのプログラムは、今後も岡山国際サーキット開催時に組み込まれる予定です。
サーキットを走ってみたいけれど、いきなり速い人と一緒に走るのは怖い。
どう走っていいのか分からない。
という方には打ってつけのプログラムですから、興味のある方はぜひ一度参加されてみては如何でしょうか?
次回の関西シリーズは、9月14日岡山国際サーキットの予定です。
当日の写真は、Flickrアルバムに掲載しております。
よろしければぜひ当日の模様をご覧ください。
Flickrアルバム Alfa Romeo Challenge2014 Round.2
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