アルファロメオチャレンジにも参加しているこのALFA ROMEO 4Cですが、外観の派手さから想像される程手は入っていません。
・サスペンション:NOVITEC コルセプラス ブラックシリーズ
・ブレーキパッド:Project μTYPE HC-CS/HC+
・バッテリー:リチウムイオンバッテリーWarrior Cタイプ
・エアクリーナー:BMCエアフィルター
・ホイール:フロント17×7.5J、リア17×8.0J
・タイヤ:DUNLOP DIREZZA 03G 215/45R17、245/40R17
チューニングメニューはこの程度です。
ただ、サスペンションのセッティングは、スプリングレート、前後重量バランス、アライメント等、小山自動車さんと綿密に打ち合わせ仕上げました。
バトルロイヤル60分エンデュランストロフィ 予選~ウェットコンディション
朝一番に挑んだ予選は、ウェットコンディション。
実は私はこの予選アタックで初めて4Cをサーキットで走らせます。
オーナー様は前回のアルファロメオチャレンジでもウェットコンディションで走られ、その時の印象を伺っていましたので、電子制御の介入を嫌い最初からRACE MODEでコースイン。
流石に冷えて濡れた路面にセミレーシングタイヤは非常に滑りますね。
慎重に走らせても1コーナー、2コーナーではリアがズルっとブレイクしてしまいます。
先ずは初めてのサーキット走行ですから、ブレーキの効き具合やタイヤのグリップを探りながら徐々にペースを上げていきます。
ブレーキの制動力はあまり強くない印象。
もっともっと効いても良いと思いました。
これはストリート~スポーツタイプのパッドなので、仕方ない部分だと思います。
3周目に後方からコースインしたFERRARI 458 Challengeに追いつかれ、1コーナーで前に出られます。
そのままモスエスで他の車両を抜き倦ねているフェラーリに追いつき、アトウッドコーナーでいつもよりもイン側でブレーキを踏みステアリングを切ったらあっという間にスピンしてしまいました・・・
幸いその場でクルッと回っただけだったので、直ぐに復帰し事なきを得ましたが、あのコーナーは雨の日は水が溜まりやすく危険な場所なんです。
実は私はこの予選アタックで初めて4Cをサーキットで走らせます。
オーナー様は前回のアルファロメオチャレンジでもウェットコンディションで走られ、その時の印象を伺っていましたので、電子制御の介入を嫌い最初からRACE MODEでコースイン。
流石に冷えて濡れた路面にセミレーシングタイヤは非常に滑りますね。
慎重に走らせても1コーナー、2コーナーではリアがズルっとブレイクしてしまいます。
先ずは初めてのサーキット走行ですから、ブレーキの効き具合やタイヤのグリップを探りながら徐々にペースを上げていきます。
ブレーキの制動力はあまり強くない印象。
もっともっと効いても良いと思いました。
これはストリート~スポーツタイプのパッドなので、仕方ない部分だと思います。
3周目に後方からコースインしたFERRARI 458 Challengeに追いつかれ、1コーナーで前に出られます。
そのままモスエスで他の車両を抜き倦ねているフェラーリに追いつき、アトウッドコーナーでいつもよりもイン側でブレーキを踏みステアリングを切ったらあっという間にスピンしてしまいました・・・
幸いその場でクルッと回っただけだったので、直ぐに復帰し事なきを得ましたが、あのコーナーは雨の日は水が溜まりやすく危険な場所なんです。
再び気を取り直してアタック開始。
今回はピットと通信しながら予選に挑みましたが、フェラーリは1"50秒台を出したと情報が入りました。
私のタイムは2"05秒台で現在3番手。
2番手のタイムは2"02秒との事だったので、そこを目標にアタックします。
15分と短い予選の中で、最後の最後6周目に2"01'627を記録してチェッカーを受けました。
決勝レースは2番手、フロントローからのスタートとなりました。
コースアトラクション
それに加えて、毎年貴重なレーシングカーやスーパーカーを持ち込み、同乗走行やコースアトラクションとして観客を楽しませてくれます。
TEAM DROO_Pによるドリフトデモ走行 |
SUPER耐久シリーズ参戦中のENDRESS ADVAN GT-R |
JAGUR XJR-15 |
MAZDAのGCマシン |
ピットウォールには多くのお客さんが詰めかけました |
バトルロイヤル60分エンデュランストロフィ 決勝~ドライコンディション
いよいよ1時間の耐久レース決勝です。
ドライバー3人で1時間を走り切ります。
1名でのエントリーも可能ですが、全チーム2回のピットインが義務付けられています。
スターティンググリッドはFERRARI 458 Challengeの隣、2番手から。
スタートドライバーはオーナーの川崎選手です。
見事なスタートダッシュを決め、FARRARI 458 Challengeの前に!
流石に相手はフェラーリですから、バックストレートでは抜かれてしまいましたが、このスタートにはピットも大いに盛り上がりました。
フェラーリに抜かれてからも気を抜くことが出来ません。
3番グリッドスタートの#12レガシー、5番グリッドスタートの#21シルビアと抜きつ抜かれつ、激しいポジション争いを繰り広げます。
アルファロメオ4Cのポテンシャルの高さが証明されました。
ただ夏場の耐久レース。
気温30℃、路面温度50℃と過酷な状況でしたから、やはりこのまますんなりとは終わりませんでした。
18周目にピットインの指示を出した周回に、突然のパワーダウン症状が発生。
エンジン回転は3000rpmまでしか上がらず、マニュアル操作でのシフトチェンジも受け付けられなくなり、ノーマルモード固定となってしまいました。
そのままピット・インしてドライバーチェンジ
第3ドライバーに交代しても症状は変わりません。
今までバックストレートエンドで190km/hオーバーだった最高速度はどう頑張っても140km/h止まりに・・・
ラップタイムはベストの20~23秒落ちの2"11 ~ 2"14秒台が精一杯の状況でした。
こんな状況ですから、次々と後続にパスさせれてしまいます。
中盤のリードがあったものの順位は3番手に後退。
5周程セーフモードで走行していると、温度が下がったのか突然パワーが回復しました。
エンジン回転も取り戻しマニュアルでのシフトチェンジも出来るようになったので、ここから追い上げ再開です!
一度1"51'90を叩き出し、その後はライバルのラップタイムより少し早い程度までタイムを落とし、1"54'秒程度で周回を重ねます。
しかし4周程走ったところでまたも制御かかかってしまいました。
コーナリングでタイムを削ろうにも限界があり、レース残り3分のところで4番手から追い上げてきた#12レガシーにパスされて4番手に後退。
そのままチェッカーフラッグとなりました。
結局2番手スタート4番手フィニッシュという結果になってしまいましたが、車の速さ自体はしっかりと確認することが出来ました。
今回の症状は真夏の耐久レースという特殊な状況下とはいえ、今後も出てくる可能性が考えられます。
診断機でエラーの履歴を確認してみないと断定はできませんが、恐らくミッションの温度が上がってしまったために保護機能が働いたのではないでしょうか?
来年夏に向けて、新たな課題が見つかりましたので対策を進めていく予定です。
最後になりましたが、今年もたくさんの仲間が応援に駆けつけてくれました。
暑い中にも拘らず、ピット作業、写真撮影、ドライバーのケアまで、一生懸命手伝っていただき本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
Club Luna Rossa with EVER GREEN Corporation、 いつも笑顔で笑い声の絶えない、 最高のチームだと思います。
たくさんのご声援、本当にありがとうございました!
有限会社エバーグリーンコーポレーション
ドライバー3人で1時間を走り切ります。
1名でのエントリーも可能ですが、全チーム2回のピットインが義務付けられています。
スターティンググリッドはFERRARI 458 Challengeの隣、2番手から。
スタートドライバーはオーナーの川崎選手です。
見事なスタートダッシュを決め、FARRARI 458 Challengeの前に!
そのままトップで1コーナーへ突っ込み見事なホールショット!
流石に相手はフェラーリですから、バックストレートでは抜かれてしまいましたが、このスタートにはピットも大いに盛り上がりました。
フェラーリに抜かれてからも気を抜くことが出来ません。
3番グリッドスタートの#12レガシー、5番グリッドスタートの#21シルビアと抜きつ抜かれつ、激しいポジション争いを繰り広げます。
夏場の60分耐久レースという事で、車への負担を考慮しラップタイムは1"59秒前後で周回を重ねます。
結局8周目ポジションは4位で1回目のドライバーチェンジ。
ポジションは4位なので、ここからの追い上げに期待がかかります。
コースイン後1"53 ~ 1"51秒台と素晴らしいタイムを連続して叩き出し、ポジションは2位にジャンプアップ!アルファロメオ4Cのポテンシャルの高さが証明されました。
ただ夏場の耐久レース。
気温30℃、路面温度50℃と過酷な状況でしたから、やはりこのまますんなりとは終わりませんでした。
18周目にピットインの指示を出した周回に、突然のパワーダウン症状が発生。
エンジン回転は3000rpmまでしか上がらず、マニュアル操作でのシフトチェンジも受け付けられなくなり、ノーマルモード固定となってしまいました。
そのままピット・インしてドライバーチェンジ
第3ドライバーに交代しても症状は変わりません。
今までバックストレートエンドで190km/hオーバーだった最高速度はどう頑張っても140km/h止まりに・・・
ラップタイムはベストの20~23秒落ちの2"11 ~ 2"14秒台が精一杯の状況でした。
こんな状況ですから、次々と後続にパスさせれてしまいます。
中盤のリードがあったものの順位は3番手に後退。
5周程セーフモードで走行していると、温度が下がったのか突然パワーが回復しました。
エンジン回転も取り戻しマニュアルでのシフトチェンジも出来るようになったので、ここから追い上げ再開です!
一度1"51'90を叩き出し、その後はライバルのラップタイムより少し早い程度までタイムを落とし、1"54'秒程度で周回を重ねます。
しかし4周程走ったところでまたも制御かかかってしまいました。
コーナリングでタイムを削ろうにも限界があり、レース残り3分のところで4番手から追い上げてきた#12レガシーにパスされて4番手に後退。
そのままチェッカーフラッグとなりました。
結局2番手スタート4番手フィニッシュという結果になってしまいましたが、車の速さ自体はしっかりと確認することが出来ました。
今回の症状は真夏の耐久レースという特殊な状況下とはいえ、今後も出てくる可能性が考えられます。
診断機でエラーの履歴を確認してみないと断定はできませんが、恐らくミッションの温度が上がってしまったために保護機能が働いたのではないでしょうか?
来年夏に向けて、新たな課題が見つかりましたので対策を進めていく予定です。
終わりに・・・
最後になりましたが、今年もたくさんの仲間が応援に駆けつけてくれました。
暑い中にも拘らず、ピット作業、写真撮影、ドライバーのケアまで、一生懸命手伝っていただき本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
Club Luna Rossa with EVER GREEN Corporation
たくさんのご声援、本当にありがとうございました!
有限会社エバーグリーンコーポレーション