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2024年5月7日火曜日

Alfa Romeo Giulia&Giulia Quadrifoglioサーキット適正化計画

 

アルファロメオチャレンジ等の走行会やレース形式走行会が盛り上がる中、アルファロメオジュリア&ジュリアクアドリフォリオでサーキットを走りたいというお声を聞き、サーキット走行に特化したアップグレードのご提案をまとめてみました。

重量がありパワーの大きなジュリア、特にクアドリフォリオの場合、先ずはサスペンションとブレーキのアップグレードが大切になります。
特にブレーキはサーキット走行時には熱を持ち摩耗が激しく、1日持たない場合もあります。
純正ブレーキシステムは良いものが奢られていますが、ブレーキパッドの厚みが薄く、サーキット用ブレーキパッドへ交換ではなかなか満足行く結果が得られていないようです。

ブレーキシステム

そこでブレーキシステムのアップグレードをお勧めいたします。

K SPORTS鍛造アルミモノブロックブレーキキット
K SPORTS製ブレーキキャリパーは高純度のA06061-T6アルミ材を鍛造加工し、削り出したモノブロック中空(ホロー)構造で軽量化と高剛性、熱伝導性の低さを高次元でバランスされています。
ドレスアップにももちろんですが、ピストン素材を見直しサーキットでの使用に特化したレーシングキャリパーの設定もございます。






また、先ずはパッドとローターの強化でタイムアタックを走ってみたい方は、ブレーキパッド&ブレーキローターの交換をお勧めいたします。

・Brembo製ブレーキローター&ブレーキパッド
・FERODO製ブレーキパッド






サスペンションシステム

サーキット走行時に限らず、スポーティな走りにはサスペンションとブレーキのバランスは非常に重要です。
サスペンションが柔らかくブレーキだけ強化されていると、ブレーキング時フロント荷重が大きくなり、フロントブレーキやタイヤへの負担が大きくなります。
またコーナリング時の姿勢も不安定になってしまいます。

サスペンションを固めるとブレーキが効くようになったというのは、過度なフロント荷重ではなくなりリアブレーキ&タイヤを使えるようになったからなのです。

サーキット走行される場合は、車高調整が可能な車高調整式をお勧めいたします。

オリジナルサスペンションシステム
 ストリートスポーツ仕様
 サーキットトラック仕様
 N2サブタンク式サーキットトラック仕様
 の3種類の設定がございます。

 サーキットトラック仕様はお好みでスプリングレートを変更可能で、ご指定のスプリングレートに合わせたアブソーバーの設定で作成いたします。
また、重量のあるお車、よりグリップの高いSタイヤでサーキットを本格的に走行される場合は、より容量の大きいN2サブタンク式をお勧めいたします。






純正電子制御ダンパー(EDC)装着車両の場合は、車高調整式サスペンションに交換するとエラーが出てしまいますので、EDCキャンセラーが必要になります。

EDCキャンセラーキット

エキゾーストシステム

サーキットではどうしてもパワーが欲しくなるものです。
イタリアのマフラーメーカーRAGAZZONからは、車検対応Eマーク付きのマフラーから、競技専用のスポーツ触媒、センターパイプ、リアチューブまで豊富にリリースされています。
車検対応品であっても、純正よりもパイプ径が太くパワーアップが期待できる仕様となっております。

RAGAZZONサイレンサー Alfa Romeo Giulia 2.0T
RAGAZZONバルブコントロール付マフラー





コンピューターチューン

ターボエンジンの場合は、お手軽にパワーアップをすることも可能です。
特に配線を接続するだけでパワーアップするRACE Chipは人気の商品です。

Race Chip
 Race Chip 正規代理店ですから、Race Chip Japan全ての製品を取り扱いしております。

ヘルメット&HANSシステム

サーキット走行で何より大切なのは、安全装備です。
基本的に肌の露出は禁止ですから、長袖・長ズボン・グローブ・ヘルメットの装着は必須です。
万一の車両火災や衝突事故に備えて、耐火レーシングスーツや衝突時に頚椎を守るHANSシステムの装着を強く推奨いたします。

レーシングスーツ、ヘルメット、HANSシステム







バケットシート&4点式シートベルト

サーキット走行時は想像以上にブレーキング時やコーナリング時にGがかかり、ノーマルシート&3点式シートベルトでは的確な操作ができません。
安全装備として非常に重要なパーツですが、シートやシートベルトを替えただけで数秒タイムアップするほど運転操作に影響します。

・バケットシート&4点式シートベルト





サーキット専用タイヤ
普段の街乗りからサーキット走行までオールマイティにこなすには、ハイグリップタイヤが最適です。
ただ、タイムを突き詰めていくとどうしてもサスペンション&ブレーキを強化したくなる。
サスペンションやブレーキを強化すると、タイヤグリップやサイドウォールの剛性が負けてしまう・・・

チューニングにはトータルバランスが大切です。
コンマ1秒を争うレースクラスで勝利を狙うなら、タイヤもよりハイグリップなサーキット専用タイヤを装着するのも一つの手段です。

ただ、良いタイヤを履けば速くなるわけではなく、タイヤの特性に合ったサスペンションセッティング、空気圧調整、アライメント調整、ドライビングスタイルの調整が必要になります。

サーキット専用タイヤ






サーキット走行は奥が深いので、高い商品を装着すれば速くなるというものではありません。

・自分にはどの製品が必要なのか?
・今の時点ではオーバースペックではないのか?
・出来るだけリーズナブルに楽しむには何が必要なのか?

ご不明なことがありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。


有限会社エバーグリーンコーポレーション

2020年1月9日木曜日

Alfa Romeo Challenge 2019 Final & ETCC 2019 Vol.11

2019年シーズンを締めくくる、アルファロメオチャレンジファイナル 富士スピードウェイに参加いたしました。

アルファロメオチャレンジチャンピオンカップでは、アルファロメオ日本一の栄冠をかけた激しいレース展開。
今シーズン特に関東シリーズではMiToクラスが盛り上がり、総勢17台のエントリーとなってました。
この盛り上がりはぜひ関西にも欲しいところですね。




また、ETCCスプリント、スーパーカーバトル、VWAチャンピオンカップ、タイムアタックと一日を通してとても盛り上がったイベントとなりました。





今回はタイムアタッククラスのVWAトライアルに、今年の関西シリーズ第1戦に初めて入門教習枠でサーキット走行を体験され、その後メキメキとタイムを縮めて来られたHamaguchi選手のサポートとして参加いたしました。


Hamaguchi選手のAUDI TT 2.0はサスペンションとブレーキパッド、シート&ベルトのみのライトチューニングながら、データロガーと車載ビデオ、同乗走行を組み合わせたプライベートレッスンとセッティングをお手伝いさせていただき、短期間で関西シリーズVWAトライアルで優勝を飾られるほどのタイムを叩き出されていました。





富士スピードウェイは今回初めての走行で、他の走行枠でのアクシデントの影響から走行時間が短縮され思った走りが出来なかったようでクラス4位という結果でしたが、クリアラップが取れていれば表彰台も狙えただけに悔しい結果となりました。

2020年シーズンはレースクラスに参戦されるとのことですから、今後のご活躍が非常に楽しみです。


有限会社エバーグリーンコーポレーション
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