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2014年9月16日火曜日

Alfa Romeo Giulietta G430 Style Bumper取付工程


イタリアより届いたアルファロメオジュリエッタG430スタイルバンパーの取付が完了しました。
実は非常にフィッティングに苦労したのですが、綺麗に仕上げて頂きました。
取付をお願いしたのは、鈑金塗装からエアロパーツの取付まで、いつもお世話になっている
三吉鈑金工業様。

何故それ程苦労したのかといえば、生産ロットの最後のユニットだった事も影響してか、取り付け部分にズレがあったり、ボディとの干渉等が見受けられました。


先ずは仮付をして細かなフィッティングの調整を行います。
ここから工程が仕上がりの良し悪しを決定しますので、非常に大切です。
そして今回もっとも時間のかかった作業です。


バンパー上部のボディとの取り付け部分は、ライトユニットと共締めする様になっていましたが、
ここの高さがどうしても合いません。
他の車両のバンパーからの部品を流用し、高さを合わせて装着して頂きました。


バンパー下部のフィッティングには、多くの加工が必要となりました。
インタークーラーとの干渉をバンパー下部を加工して回避し、アンダーカバーは一部カット。
フロントバンパー下部のベロの部分もアンダーカバーとの位置を見ながらカット。


ヘッドライトウォッシャーとフォグランプは取り外し、フォグライトの配線は綺麗に処理して頂きました。
万一ヘッドライトウォッシャーを操作しても水が出てくる事のないように、ウォッシャーの配管は循環するよう処理してあります。


左フロントアンダーグリルの奥に見えるヘッドライトウォッシャータンクは、オーナー様からの
ご要望でブラックに塗装。
細かい事ですが、これで随分と印象が変わります。


特徴的なグリルの取付も調整が必要となりました。
ネジの取り付け穴はズレていたので開け直し、バンパー本体とグリルの干渉する部分を削り
綺麗にフィットさせます。


同じくアルファロメオの盾形グリルをはめ込む部分も干渉する部分を削り、綺麗に取り付けが出来るように加工しました。



ナンバープレート取り付け部分は、日本のナンバープレートには合わない形状なので、ステーを追加して対応しました。


全ての調整を終え、ようやく塗装工程に入ります。
ここまでが大変でしたが、後は細かな調整をし最後にフィッティングして完成となりました。




作業日数も当初の予定より大幅にかかってしまいましたが、やはりこのFERRARI F430をモチーフにした独特のスタイリングはとても迫力があります。
オーナー様にも大変喜んで頂きました。

正直製品クォリティは褒められたものではありませんが、製品や取り付けに関してお気軽にお問い合わせください。

最後になりましたが三吉鈑金工業様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。


有限会社エバーグリーンコーポレーション

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