ミシュランタイヤの委託製造を続けていたことから、高品質でリーズナブルなタイヤをリリースしているGT Radialから、サーキット走行も視野に入れたウルトラハイパフォーマンスタイヤがリリースされました。
発売以来気になっていたこのGT Radial SX2に実際触れる機会がありましたのでご紹介いたします。
GT Radialはインドネシアのタイヤメーカーですが、長くミシュランパイロットスポーツの委託生産を請け負っていました。
現在もミシュランタイヤの資本が入っているそうで、安かろう悪かろう・・・のイメージがなかなか払拭できない他のアジアンタイヤとは一線か画するメーカーです。
そしてウルトラハイパフォーマンスカテゴリーに投入されたSX2。
トレッドデザインは国産のハイグリップラジアルタイヤにも似ていますね。
ドライグリップはもちろんのこと、排水性もしっかりと考えられているのが伺えます。
興味深いのはセンターに2本切られた排水用の溝。
よく見ると3段になっていますね。
これはタイヤが摩耗していくに従って、トレッド面積が増えるように配慮されているんだとか。
実際サーキットを走られた方によると、先ず感じられたのはサイドウォール剛性の高さだそうです。
他のアジアンタイヤメーカーからもサーキット走行を視野に入れた銘柄はリリースされていますが、
中にはサイドウォールが柔らかく、足回りとのマッチングや空気圧設定がシビアなものもあるのは事実。
実際荷重をかけてみても、確かにサイドウォール剛性の高さを感じることが出来ました。
また、耐摩耗性が高く思いの外タレ難いそうです。
ただこの部分はサーキットラップタイムとのトレードオフとなっている可能性も考えられますので
先ずは装着して実際にじっくりとインプレッションしてみたいと思います。
現時点でのサイズラインナップは、15~18インチの14種類。
- 225/40 ZR18 88W
- 235/40 ZR18 91W
- 245/40 ZR18 93W
- 265/35 ZR18 XL 97W
- 215/40 ZR17 83W
- 235/40 ZR17 90W
- 245/40 ZR17 91W
- 215/45 ZR17 87W
- 225/45 ZR17 91W
- 235/45 ZR17 94W
- 205/50 R16 87V
- 225/50 R16 92V
- 195/55 R15 85V
- 195/50 ZR15 82W
性能と価格のバランスは非常に優れたタイヤですから、消耗品にかかる費用を抑えつつモータースポーツも楽しみたい方には強い味方になってくれるのではないでしょうか。
在庫状況やお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。
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