お客様からご依頼いただき、アルファロメオ156GTA純正Bremboキャリパーとアルミホイールの塗装を施工いたしました。
元々156GTAには赤色のBremboキャリパーが装着されていますが、経年劣化によりクリアが剥がれ塗装が色褪せてしまい、ちょっと残念な状態になってしまうことがしばしば。
今回のお車もそのような状態でしたので、キャリパー塗装をご依頼いただいた際に、思い切って黄色に色替えすることをご提案いたしました。
キャリパー塗装は前後共に耐熱のイエローに。
その際Alfa Romeoのロゴが消えてしまうので、本体をイエローで塗装した後、その上からロゴ部分のみ耐熱ブラックで塗装しました。
2色の塗り分けになりますから手間がかかりますが、アルファロメオのロゴの有り無しは非常に大きなポイントです。
塗装後は今後のブレーキダストに因る汚れと、熱に因るクリアの劣化を考慮して、ガラスコーティングを行いました。
キャリパーと合わせてアルミホイールも純正のシルバーから、Brera SやAlfa 4CのProdrve製ホイールと同じガンメタに塗替えをいたしました。
Prodrive社製アルファロメオ用ホイールは、非常に人気が高い商品ですが、このカラーで塗替えというのは名案だと思います。
いつも以上に時間はかかりましたが、鈍く光るガンメタは素晴らしい仕上がりとなりました。
アルミホイールは塗装後しっかり乾燥させてからガラスコーティングを施工いたしました。
お客様は以前もアルミホイールガラスコーティングをご依頼いただき、その効果に大変喜ばれておりましたので、今回もご依頼いただきました。
新しい塗装ですから先ずはしっかりと埃や油分を落とし、手早く丁寧に、隅々までガラスコーティング剤を塗布しては拭き上げ、塗布しては拭き上げを繰り返します。
本来車のボディに使用する、撥水性と艶出し効果の高い、贅沢なコーティング剤ですが、アルミホイールにも使用しております。
プロユースのコーティング剤ですから、多少コツは必要ですが、その仕上がりはやはりワンランク上のものだと思います。
最後にブレーキキャリパーをしっかりと組み付け、タイヤを組んだホイールを装着して完成です!
ガンメタのホイールの奥に覗く鮮やかなイエローのキャリパーは非常に印象的ですね。
この組み合わせはアルファロメオ4Cのオプション装着車とも同じイメージということで、オーナー様にも大変喜んでいただきました。ブレーキキャリパー塗装はロゴの製作、耐熱塗料の取り扱い等非常にデリケートな作業となります。
基本的には、キャリパーを取り外した状態でお預かりし、作業に取り掛かります。
キャリパーの仕様、状態によっては作業をお断りする場合もございますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。
有限会社エバーグリーンコーポレーション
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